一次救命処置(BLS)の研修を実施しました

 昨年度より実施しているコメディカル部門と事務部門での一次救命処置(BLS)の訓練を今年度も実施しました。一次救命処置とは心肺停止傷病者に対して、心臓マッサージやAEDを用いて、救急隊や医師に引き継ぐまでの間に行う応急手当のことです。

 令和6年6月13日~6月18日に4回の訓練を行い、延べ106名(100%)の参加がありました。昨年の参加率は97%でしたので、より皆さんの積極的な参加が得られました。

 今回の訓練では、事前に一次救命処置の動画をみて手順を覚え、実際に5人1組でチームになって発見者・協力者に分かれ、心臓マッサージ(胸骨圧迫)・AEDを交代しながら取り組み、最後に自己評価をしていただきました。心臓マッサージでは、各チームで声かけや正確な位置とテンポ(100~120/回)で押すこと、AEDの操作では、パッドの貼る位置とショックを行う際の安全確認を意識して行いました。職員同士コミュニケーションを計り、お互いに協力し合う姿勢が数多くみられました。また、2回目の訓練ということで、昨年度よりも皆さんスムーズに対応できていたように思います。今後も毎年訓練を施行し、もしもの場合に生かすことができるよう努めてまいります。

救急委員会 松岡 伽奈