外来診療担当のご挨拶

熊本大学大学院生命科学研究部シニア教授
松岡 雅雄

令和5年5月から第二、第四水曜日に内科外来を担当します松岡です。

私は1982年に熊本大学医学部を卒業して第二内科に入局致しました。 高月先生が着任されて最初の入局者の一人でした。その後、第二内科での 研修、熊本市医師会地域医療センターでの勤務を経て、大学院へ進学し成人T細胞白血病の研究を行いました。その後、カリフォルニア大学バークレー校の留学を経て第二内科助手、講師となり1999年に京都大学ウイルス研究所の教授として着任しました。

成人T細胞白血病の原因ウイルスであるヒトT細胞白血病ウイルス1型の研究を行いましたが、常に臨床と結びついた研究を心がけました。2016年に母教室である熊本大学医学部 血液・膠原病・感染症内科学講座(第二内科)に教授として戻りました。本年3月で熊本大学は定年退職となりましたが、シニア教授として引き続き熊本大学に勤務しております。

熊本大学病院では副病院長(診療担当)、中央検査部長、がんセンター長、臨床試験支援センター長、輸血・細胞治療部長、感染免疫診療部長を務めました。HTLV-1感染、成人T細胞白血病には精通していますが、血液内科全般、感染症の患者様をご紹介頂ければと思います。

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