胃腸センターには現在、看護師6名(内視鏡技師2名)療養介助員1名(洗浄消毒担当)のスタッフが在籍しています。1日胃カメラ12~15件(2023年度上部消化管検査及び治療3161件)、大腸カメラ4~7件(2023年度下部消化管検査及び治療671件)年々件数は増加しています。
【胃腸センターの検査内容と担当医師紹介】
曜日 | 対応医師 | 内容 |
月曜日 | 岩澤医師 第2・4週は熊大消化器外科非常勤医師 | 検査のみ |
火曜日 | 岩澤医師 金子医師 | 検査及びポリープ切除 |
水曜日 | 岩澤医師 熊大消化器内科非常勤医師 | 検査及びポリープ切除 |
木曜日 | 松下医師(非常勤 消化器内科) | 検査のみ 午後 気管支鏡検査 胆膵内視鏡検査(ERCP)処置 |
金曜日 | 当院外科医師 | 胃カメラのみ 午後 外科処置(胆道ドレナージ、腹腔ドレナージ、イレウス管など) |
2021年より大腸AI、2024年8月より胃AI(支援システム)を導入しました。いずれも天草では初の導入です。内視鏡システムも最新機種導入し、癌やリンパ腫など早期発見し、治療ができるようになりました。
「胃カメラ、大腸カメラ検査は苦痛を伴う。だから怖い検査したくない。」と先入観を持っている方もいらっしゃると思います。当院では数年前から鎮静薬や鎮痛薬を併用し、スコープも苦痛の程度により細径機種への変更なども行っており、ほぼ苦痛なく検査ができるようになりました。
感染面に関しても、内視鏡ガイドラインに基づいた対策(毎年内視鏡定期培養検査実施)を徹底して行ない、安全に検査ができる体制を構築しています。 今後も苦痛などの不安がなく、安心して検査を受けていただけるよう努めて参ります。

看護師 内視鏡技師 川原 由紀