令和6年6月28日（金）ホテルアレグリアガーデンズ天草にて，第4回JCHO天草中央総合病院医療連携フォーラムを開催致しました。当日は41施設から医師35名，その他医療従事者90名，総勢125名のご参加をいただきました。地域の関係医療機関等の皆さまと顔が見える連携を図るため，2018年より開催しております医療連携フォーラムも今回で4回目となりました。皆さまのおかげをもちまして，大変盛況のうちに会を終えることができましたこと感謝申し上げます。

始めに，今年度当院の新任医師の紹介を，天草中央総合病院副院長木山貴彦医師が行いました。その後，第1部では，整形外科大森治希医師による「変形性膝関節症の診断と治療」，内科診療部長（腫瘍内科）熊野御堂慧医師による「当院のがん診療の現状」の講演を行いました。

大森医師の講演では，変形性膝関節症の基礎知識から日常生活に活用できる運動療法，高齢者に対する手術療法など，熊野御堂医師の講演では，当院のがん診療の現状報告や進歩するがん薬物療法，緩和ケアなど紹介されました。各講演後の質疑応答では活発な意見交換ができました。参加者の皆さまから，「とても丁寧で理解しやすいお話でした」，「高齢者であっても手術も可能なことで希望がもてます」，「全てのがんに対して様々なアプローチをされ，緩和ケアにも力を注いでくださっていることがよくわかりました」など，高評価をいただきました。 　第2部情報交換会にも多くの先生方，医療従事者の方にご参加いただき，私共にとりましても大変得るところの大きい会となりました。当日皆さまからいただいた様々なご意見を踏まえて，当院の今後の取り組みに繋げていきたいと思います。