令和6年6月25日に第1回 医療安全研修会を開催しました。この研修は医療安全の推進を目的とし、職員全員に年2回行っています。研修を企画運用している医療安全推進担当者委員会は「職員の心に何か残せるように」「必要な行動変容につながるように」との思いで精一杯の創意工夫を行っているところです。
今回のテーマ2つで「麻薬の管理について」と「身体的拘束について」を行いしました。講師は当院の薬剤師と看護師で行い、また研修の内容はe-learningなどとは違い、当院の手順方法などの説明が含まれている、より職員が実践に結び付きやすい内容になっていたかと思います。そして参加した職員からは、「麻薬の管理がとても細かく行われており、知らない部分もあったためとても勉強になりました」「麻薬がなんらかの理由で漏洩、紛失した場合は保健所へ届けを提出しなければならないことに驚きでした。気を付けて取り扱っていこうと思います」「身体拘束を必要としないための3つの原則で、5つの基本的ケアを徹底する大事さを再認識しました」などの感想が寄せられました。
医療安全推進担当者委員会は、今後も職員がより実践に結び付けるような、トピックスから院内に置き換えた内容の研修企画を考えていこうと思っています。
医療安全管理室 山本 美智子