【看護部より】就職説明会~人材獲得へ向けた動き~

〇「看護のワークフェアーin天草」への参加

 熊本県内の看護師が就業している地域は熊本市内に6割と集中しています。天草地域は熊本県内で100床あたりの看護師数が阿蘇に次いで2番目に少ない圏域です。そこで、熊本県と熊本県看護協会ナースセンターは、昨年から開催している「看護のワークフェアin天草」で、潜在看護師の掘り起こし・プラチナナース(55歳以上の看護職のことを指します)の就業支援・天草地域での看護職の定着を目指しています。
 当日は、天草圏域で活躍している看護師2名の方に、学生さんやこれからの就業を迷われている方へのエールとして講話がありました。そのほか、プラチナナースに長く勤めてもらうために、今後の資産管理の参考になるお話が専門家よりありました。
 各病院の紹介ブースは、昨年より増え11施設あり、アピールも積極的にされていました。もちろん当院も参加し、JCHO病院の役割などを話ました。  感想としては、自分のライフスタイルや能力に合わせたいろんな働き方があるんだなあという感じでした。また、健康で身体がうごくうちは、何歳になっても働かなきゃ!という気持ちにもなりました。

〇「メディテレ 医療業界就職説明会:私の人生 主役は私~私が一番輝ける場所へ~」
KKTイノベート主催

 今年初めて、KKTイノベートの就職説明会に参加してきました。これまで参加した就職説明会と違うポイントは、参加した学生さんへ向けた嗜好が色々と工夫されていたことです。その内容は、プロのカメラマンによる履歴書用写真撮影会や就活用のメイクアップレッスン、最後にお楽しみ抽選会等でした。また、この説明会を利用することで、サービスでアピール動画を別途撮影してもらえることで申し込みました。
 そこはさておき、今回の看護部の目的は、助産師獲得です。助産師志望の学生さんがブースに訪れてくれて、当院の若手助産師に働き方や、分娩介助の経験を詳細に聞き入ってくれ、当院に興味を持ってもらえました。他には、診療放射線技師の大学生が訪れてくれて、JCHOのアピールや、就職先を選ぶポイントなど、お節介な話もしてきました。私にとっては、異業種の学生さんと話せて楽しい一日でした。

看護部 古賀敦子