第26回 全国介護老人保健施設大会 in 横浜 平成27年9月2日~4日

通所リハビリテーション利用者の歩行能力と認知機能の特徴

理学療法士 山畑 公弘

通所リハビリ利用者の歩行能力と認知機能の特徴の把握を目的として調査を行った。認知機能が低下した利用者では歩行能力やバランス能力を測定するTUGと呼ばれるテストも点数が下がるという特徴がみられた。また、特別な介入を受けないグループでは1年後の認知機能テストで4点落ちるという報告がある中、通所リハビリ利用者の10m歩行、TUG、認知機能テストは18ヶ月間維持されていたことが分かった。

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アウトブレイク封じ込め作戦

~マニュアル見直しでアウトブレイクゼロへ~

准看護師 長嶋 秀子

介護施設にとって「感染症への対応」は、利用者の安全や施設の運営を考える上で、大きな課題となっている。感染委員では、感染症発生時に業務がスムーズに行える様、平成20年にクイックガイド(以下マニュアル)を作成し、職員教育を行なってきた。しかし、平成25年ノロウイルス感染症が発生した際、マニュアルの有効活用が出来ず、アウトブレイクに至った。これを機に、マニュアルを、「現場で効果的に使用出来るもの」に見直した結果、平成26年のノロウイルス感染症発生時には、感染者を1名に封じ込める事が出来たので、その経緯を報告した。

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