感染症の学術講演会を開催しました
感染防止対策室
坂本 陽子
今回は、「新型コロナウイルス感染症~地域で考える感染対策~」「病院勤務中のコロナ対策」というテーマで、熊本大学大学院生命科学研究部 血液・膠原病・感染症学内科学講座の准教授である中田浩智先生と、特任講師の岩永栄作先生にご講演を頂きました。天草管内の医療従事者も参加できるような講演会とし、院外からも数多くの方の参加がありました。
新型コロナウイルスの流行以降、感染対策に関する考え方は大きく変わってきており、一般の方々の感染対策に対する意識は高まっています。我々医療従事者は、通常の感染対策(適切なタイミングでの手指衛生、適切なタイミングでの防護具服の使用、ワクチン接種で抗体を獲得すること、有症状時は、就業せずコロナの検査を積極的に実施し、院内に持ち込まないこと等)を徹底して行うことが、地域の感染対策のリーダーとなり、地域の感染対策の一部を担うことになるということを学べた講演会でした。今後も継続的な講演会開催と共に、院内感染対策に努めていく所存です。


次回の開催
令和4年12月20日に開催を予定しておりました、第2回天草中央総合病院学術講演会は、天草地域の流行拡大に対応するため中止となりました。出席予定の皆さまには大変なご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございませんでした。次回の開催は決定次第お知らせいたします。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。